デジタル周期表

 周期表と族のはなし

 元素を原子番号の順にならべると、性質が周期的に変化するという規則性があります。これを元素の周期律といい、周期律にしたがって分類した表を周期表といいます。
 周期表中の元素は、水素から順に原子番号順にならべてありますが、周期的に性質の良く似た元素が一定の間隔で現れる事を利用して、縦の列と、横の列に区切られています。

周期と族の表

 縦の列を族とよび、同じ族内にある元素を同族元素といいます。また、横の列は周期とよばれ、第1周期、第2周期…といいます。 同族内では、性質の良く似た元素が並んでおり、電子殻の最外殻の電子数が同じです。

 族とイオンになりやすい原子の関係

1族、2族、17族、18族には名前が付いていて、次のような特徴があります。

族の特徴の図

 ●アルカリ金属…反応しやすく、一価の陽イオンになりやすい。
 ●アルカリ土類金属…反応しやすく、二価の陽イオンになりやすい。
 ●ハロゲン…反応しやすく、一価の陰イオンになりやすい。
 ●希ガス…とても安定した気体。ほとんど化合物を作らない。

 イオンになりやすいという性質があるのは、原子がそのままでは不安定で、常に安定しようとする性質を持つからです。原子は、18族の希ガスと同じ電子配置の時に最も安定します。このため、不安定な原子は電子を増減させてイオンになることで、希ガスと同じ電子配置になります。1つ電子がとれた時陽イオンになり、1つ電子が加わった時陰イオンになります。
 このようにしてできた陽イオンや陰イオンを単原子イオンといいます。
 単原子イオンは、ナトリウムイオンNa+や、フッ素イオンF‐のように、元素記号の右上に+や−の電荷を書いたイオン式で表されます。

 1族のナトリウム原子(Na)から電子(マイナス)が取れると一価の陽イオンNa+になります。

イオンについての説明の図"

 17族のフッ素原子(F)の最外殻に電子(マイナス)が1つ増えると、一価の陰イオンF‐になります。

イオンについての説明の図"

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